観光スポット

青島 Qingdao

崂山-北九水

青島は、3方を海で囲まれ、山東半島の南端に位置しています。北緯35度35分,東経119度30分、面積は計10,654平方kmで、中国東部沿海の重要な港であり、観光都市です。「赤い瓦と緑の木々、青い海と青空」の海浜都市と讃えられています。

青島の人口は、ゆっくりと増加しており、2007年には、青島全体の総戸籍人口は、757.99万人となっています。青島の行政区域には、市街地(市南、市北、四方、李滄、嶗山、城陽、黄島の7区を含む)、及び膠州、膠南、即墨、平度、莱西の5市があります。青島の大陸部の海岸線の長さは730.64㎞あり、同市に属する島を合わせると、市全体の海岸線の長さは、総計862.64㎞に及びます。

青島は、中国東部沿海で最も重要な経済の中心地であり、港湾都市の一つです。また、中国国家歴史文化名都市であるとともに観光地・景勝地でもあります。現在、既に黄河流域最大の海への出入り口であり、情報、金融、貨物集散の中心地として開発されています。青島は、港湾貿易、海洋科学技術研究開発、近代的工業、先進的農業、金融サービス、観光リゾート等の開発の潜在能力と優位性が高く、中国において経済的活力のある都市の一つとなっています。

青島には、清代末期にドイツ、日本が建築した外国建築が数多くあります。また、青島のビーチは、平坦で砂が柔らかく、青い海、穏やかな波の景色が魅力です。現在、青島にはあらゆる設備が整った6つの海水浴場があり、毎年夏になると、沢山の観光客で賑わいます。また、青島は、冬の寒さ、夏の暑さがそれほど厳しくないため、異国情緒たっぷりな、リゾート・レジャー、観光、或いは療養に適した都市と言えるでしょう。

青島は、東経119度30分~121度00分、北緯35度35分~37度09分に位置しています。山東半島の南端にあり、東、南は黄海と膠州湾に面し、東北は煙台に接し、西は濰坊に通じ、西南は日照に接しており、海を隔てて韓国・北朝鮮、日本と向かい合っています。

青島は、海浜・丘陵都市です。市街地には山脈の起伏があり、東高西低の地形で、南と北側は隆起しており、中間が低く窪んで大沽河が流れています。入り江(港湾) 49ヶ所、52の島嶼、暗礁54ヶ所、砂浜14ヶ所に海岸線が分布しており、岬・湾の間の山の基盤岩の岸、山地港湾の泥質粉砂岸、基盤岩が砂礫質の海岸という3種類の基本地型に分かれて属しています。市内には、東南の崂山山脈、北部の大沢山、南部の膠南山群という3つの山があり、市街地では何処でも緑の木々や赤い瓦が目に入るほか、海浜浴場が市街地を囲んでいることから、「東方のスイス」と呼ばれるとともに、これらは山東省の有名な観光景勝地となっています。

青島は、古くて新しい都市であり、美しい歴史文化の名都市でもあります。考古学研究の発見によれば、新石器時代にはここで人類の祖先が生息していたことが発見されました。春秋時代、青島地域は、斉に従属しており、膠南の瑯琊港は古代中国の五大港の一つでした。その後すぐに即墨が建設され、当時の山東地域で2番目に大きな都市となりました。秦の始皇帝は、中国を統一した後、琅琊台(現在は膠南市に属する)に3回登っています。また、始皇帝に派遣された徐福が、船団を率いて琅琊山より出航し、東の朝鮮、日本に渡って不老不死の薬である仙丹を探す旅に出ました。漢の武帝は、不其山(現在の青島市城陽区)に「交門宮詣で」をし、膠州湾畔女姑山で9ヶ所の明堂を建てて先祖を祭ったのです。唐、宋、元、明、清の各時代には、崂山地域が発展し、道教全真派の二つ目の道観として道教の聖地となり、この地域に、道観、道庵、太清宮が分布するようになりました。明代万歴年間には、青島、金家等の港が開放されたことから、青島が「青島口」と改名されました。清同治元年には、煙台に「東海関」が建てられ、青島口に再び「関所の支部」が設けられたため、青島は日増しに繁栄していったのです。

1891年(清光緒17年)になってようやく、清政府が膠澳への防衛施設の設置を開始し、これが青島の正式な始まりとなりました。1897年11月、ドイツが「巨野県の反キリスト教事件」を口実に兵を派遣し、膠澳を占領しました。また、翌年の3月6日、清政府に『膠澳租界条約』の締結を強要し、膠澳地域がドイツの租界地となったばかりか、山東もその勢力範囲に収められてしまいました。ドイツは、まず膠澳租界地に総督府を置き、植民地統治を始めました。また、軍事設備、港、鉄道等の都市インフラ建設を強化したのです。1914年、出兵して青島を占領し、ドイツ・日本という列強の計画により、青島市は日増しに近代化され、都市全体が生き生きとした生命力を持って経済も飛躍的に発展し、中国における重要な経済発展都市・重要な港となったのです。1919年には、日本の横暴な占領に対し、「青島奪還」を主な要求とする有名な「五四運動」が勃発し、1922年、中国はようやく正式に青島を取り戻すことが出来ました。1937年、日中戦争が起こり、青島は再び日本に占領されてしまいました。1945年の第二次世界大戦の終結に伴い、青島は再び中国が統治することになったのです。

青島は、現在中国の重要な沿海開放都市で、港湾貿易、先進的工業、観光リゾート、及び海洋科学研究等が経済を担う主な産業となっています。また、青島政府の入念な計画のもと、旧時代のロシア、ドイツ、日本式の建築物が残されているため、絵画の様な街の風景が楽しめます。また、道の両脇にアオギリや沢山の花々があり、欧米情緒たっぷりの雰囲気が味わえる都市です。更には、気候も過ごし易く、山東省の重要な観光景勝地となっています。

青島は、北温帯モンスーンエリアに属し、温帯モンスーン型気候です。ちょうど良い温度で、四季がはっきりしており、気候は、海洋環境の影響を受けて湿気と雨が多く、海洋性気候の特徴も併せ持っています。年降水量は775.6mm、年平均気温は12.2 ℃、8月が最も暑く、平均気温が25℃、最も寒いのは1月で、平均気温-1.3℃です。4~7月上旬が春、9月中旬~11月中旬が秋でとても涼しく、7月上旬~9月中旬が夏で、雨が多いため、暑さは厳しくありません。11月中旬~翌年の4月が冬で、こちらも厳しい寒さとはなりません。このうち、観光に最適なのは、夏と秋ですが、思い切り楽しんで頂くために、雨具をお忘れなくご持参下さい。

このほか、青島には、海霧が多く、濃霧発生日は年平均で51.3日、軽い霧の発生日は108.2日あります。薄く霧が立ち込めた明け方に青島の大通りを散歩すると、至る所に異国情緒溢れる建築物があり、一瞬、時空が入り組んだようなロマンチックな錯覚に陥ることでしょう。

青島市では、年間を通じて様々なお祭り、イベントが開催されており、四季折々の風情を感じることが出来ます。新春民間風習の旅、桜の旅、海の風情を感じる旅、実りの秋を楽しむ旅や、冬の風情を感じる旅など、青島市では沢山の観光客の皆さんに魅力的なイベントを開催しています。なかでも、青島海洋節(=青島海洋フェスティバル)と青島国際啤酒節(=青島国際ビールフェスティバル)が有名です。

■青島海洋フェスティバル
青島の海がとても有名なことを御存じでしょうか。青島は、中国東部沿海部の経済の中心地、港湾都市であるほか、中国国家クラスの歴史文化名都市、風景観光景勝地でもあり、更には、中国国内外にその名を馳せる観光リゾート名所で、「黄海のパール」という名で呼ばれています。毎年夏になると、中国国内外より1万人にも上る観光客が青島の海辺を訪れ、楽しい休暇を過ごされています。このため、青島政府は、「青島海洋フェスティバル」を開催し、様々なイベントで青島の海を盛り上げており、フェスティバルでは、青島の至る所で楽しいお祭り気分を味わうことが出来、様々なお祝いのイベントを楽しむことが出来るのです。フェスティバル期間は、青島はとても賑やかで熱気に溢れ、休暇を青島で過ごす皆様の心に残るひとときをお過ごし頂けます。

■青島国際ビールフェスティバル
青島は、中国のビールの故郷です。水質が良く、早い時期にドイツより伝来したビール醸造技術によって、青島で造られる青島ビールは、甘みがあり、芳醇かつ爽やかで、中国国内外で有名で、中国人の食卓に必須のお酒となっています。このため、青島政府は、1991年より毎年、夏真っ盛りの時期に青島国際ビールフェスティバルを開催しています。フェスティバルには、中国国内外の数百のビールブランドがここ青島に集まり、各メーカー渾身の力を込めてそれぞれの個性をアピールし合い、無限のビジネスチャンスに溢れています。多様性に富んだテイスティングイベントも面白い趣向です。ビールフェスティバル期間には、街の至る所や、海辺のビーチが楽しい雰囲気で溢れます。また、ビールフェスティバルでは毎年盛大な開幕式と閉幕式が行われるため、この期間に合わせて、様々な経済貿易イベントも行われ、青島市の1年に1度の盛大な行事となっています。

青島国際ビールフェスティバルは、毎年、青島市の青島石老人国家観光リゾートエリアで行われます。このフェスティバルは主に祝典を主旨としており、文化的センスを向上させ、国際色と民間の風習文化の融合を重視して、観光、文化、経済貿易、科学技術を一体化させた大型イベントに成長しています。

青島に来たら、青島にはその時期にどんなフェスティバルがあるかを必ず尋ね、心に残る想い出となるよう旅の途中に寄ってみて下さい。

青島に来た方は、決して、青島で有名なのはビールだけだと思わないで下さい。実は、青島料理も多様で美味しいのです。青島は、正統な膠東料理(山東半島先端の膠東地方の料理)で有名で、蒸す、とろ火煮込み、煮込み/茹で、炒め、あんかけを得意とするという特徴があり、種類も豊富です。少々濃い味付けですが、食材の鮮度をとても重視します。また青島は海に近いため、名物料理の殆どが扒魚翅(=フカヒレ煮込み)、紅袍大蝦(=青島風海老チリ)等の海産物の料理です。青島に来たら、青島風の海鮮を食べて台湾風の海鮮との違いを確かめてみて下さい。

青島では、こうしたメインディッシュ以外に、軽食も有名です。しかし、青島の軽食と聞くと、豪快なイメージがあり、全く「軽」くないと思うかもしれません。青島は、中国のビールシティであり、青島人もビール飲みです。このため、夏になると、人々が冷たいビールを片手に、もう片方の手に袋入りのアサリを持って、庭園の門の前で数人が車座になって、ちびちびやったり、豪快に飲んだりしている様子をあちこちで見ることが出来、とても風情があります。現在の青島の軽食は、青島鍋貼(青島風焼き餃子)、海鮮餛飩(海鮮ワンタン)、青島大包(青島風肉まん)、小紅楼牛肉潅湯包(小紅楼牛肉ショウロンポウ) といったいずれもビールのつまみとなるものが主となっています。特色ある青島の軽食を食べてみたいと思ったら、どうぞ今すぐ青島にいらっしゃって下さい。

青島の流亭国際空港には、国内線38路線があり、毎日中国国内各地を往復する便が就航しています。国際線に関しては7路線あり、日本の大阪、福岡、下関、東京、韓国のソウル、仁川及びシンガポールなど、さらに香港、マカオの往復路線も2路線あり、非常に便利です。流亭国際空港は、市の中心から約20km離れており、空港と市の中心を往復する公共バスがあります。公共バスのチケット料金は安く、しかも便利なため、フリーの観光客も気軽に利用できます。

青島は膠濟鉄路(=濟南と青島を結ぶ路線)上に位置しており、毎日出発着する列車が20便以上あり、全国の鉄道ネットワークと連結すれば、北京、上海、鄭州、西安など国内の主要都市に行くことができます。

山東省は中国全土の中で高速道路が最も密集している省であり、その山東省の中で高速道路が最も密集している地域が青島エリアです。青島は、濟青(=濟南-青島)、煙青(=煙台-青島)、青威(=青島-威海)(建設中)、環膠州湾高速公路(=黒竜江省同江市と海南省三亜市を結ぶ高速道路の一部分)の交差地点で、青島から山東省のその他の重要都市へ行くのは非常に便利で、さらに全国で最大の公共道路の陸橋を擁しています。
そのため、交通は非常に発達しており、長距離バスも相当多くあります。従って、公共道路を選択して青島に到達するのも非常に良い選択です。青島港は中国本土の主要港の1つであり、山東省最大の天然の良港で、中国の5大外国貿易港の1つでもあります。これまでに、世界120以上の国・地区の1000カ所以上の港と貿易・経済の往来があり、大連、上海、天津、青島、煙台、秦皇島などの沿海都市、並びに韓国の仁川、日本の下関と定期的に客船が往復しており、交通運輸は非常に便利です。

青島市内エリアの公共バス路線は非常に多く、しかもほとんどが新式の豪華ワンマンバスを採用しています。青島市の公共バスのチケット料金は1元で、1乗車1価格制を実施しているため、市内エリアでの公共バスの利用は非常に便利で、しかも料金が安いです。青島のタクシーに関しては、手招きをすると止まり、メーターで料金計算をし、しかも管理が非常に厳格なため、トラブルの発生は非常に少ないです。青島市内のタクシーの初乗りの基本料金は7元で、4kmを超えると1km毎に1.1元が加算され、8.5kmを超過すると空車費が加算され始めます。空車費の価格計算は、正常な運賃以外に、1km毎に0.55元を加算することを指します。如何なるタクシーに乗車した場合にも、ドライバーから領収書を受け取ることができるため、問題があった場合の問い合わせに便利です。注意が必要なことは、青島の道路は多くが一方通行であるため、外地の観光客に青島のタクシーが遠回りをしているとの疑いを起こさせる可能性があることですが、このことを多少気にかけておけば、大きなトラブルを引き起こすことはありません。

(=以下、数字の後ろの「路」は「号線」の意味です。例:1路は1号線。)
1路  四方―湖北路
2路  鎮江路―西鎮
3路  李村公園―明霞路
4路  建材一廠―客運站(=バスセンター)
5路  火車站(=鉄道の駅)―勝利橋 
6路  中山公園―大窯溝
7路  四方―滄口公園 
8路  康寧路―輪渡
9路  李村公園―勝利橋 
10路  李村公園―阪橋坊
11路  台東―海洋遊楽城 
12路  大沙路―福州路
15路  中山公園―長途站(=長距離バスセンター) 
20路  洛陽路―大窯溝
21路  公交五汽公司―団島 
23路  台東―鋼廠
24路  華陽路―板橋坊 
25路  浮山所―団島
26路  火車站(=鉄道の駅)―南京路 
28路  台東―勁松路
29路  滄口公園―宋戈荘 
30路  台東―勝利橋
31路  中山公園―青島大学 
32路  福州路―湖島
33路  辛家荘―北嶺 
34路  勝利橋―洛陽路
36路  明霞路―錯埠嶺小区 
101路  滄口公園―流亭
102路  李村―海豚館
103路  李村―城陽
104路  台東―流清河
105路  李村―流亭
106路  李村―埡口 
107路  李村―北九水
108路  板橋坊―惜福鎮 
109路  李村―王戈荘
110路  台東―北九水 
111路  李村―惜福鎮
112路  李村―大嶗観 
113路  李村―流清河
114路  李村―医院 
115路  滄口公園―女姑山西
116路  板橋坊―惜福鎮 
117路  滄口公園―城陽
118路  板橋坊―紅島 
119路  台東―医院
120路  板橋坊―西大洋 
121路  板橋坊―孫西
122路  李村―馬戈荘 
123路  李村―仰口
124路  李村―沙子口 
125路  福州路―株州路
126路  康寧路―株州路 
129路  李村―東古鎮
205路  南京路―北仲小区 
206路  中山公園―海雲庵
207路  李村公園―滄台路 
208路  珠海路―淮陽路
209路  洛東小区―鄒平路 
210路  嘉禾路―東泰佳世客
211路  大窯溝―福州路北小区 
212路  黄台路―福州路北小区
214路  中山公園―宝山路 
215路  団島―興隆路
216路  勁松路―李村公園 
218路  泰安路―逍遙路小区
219路  東海国際大廈―公交四公司 
220路  火車站(=鉄道の駅)―南京路
221路  錯埠嶺小区―中山公園 
222路  大窯溝―高雄路
223路  天山小区―広州路 
224路  南豊路―東海路
225路  珠海路―桟橋 
301路  輪渡―沙子口
302路  中山公園―滄口体育場 
303路  火車站(=鉄道の駅)―李村
304路  輪渡―埡口 
305路  団島―十梅庵公園
306路  明霞路―城陽 
307路  霓裳路―勁松路
308路  錯埠嶺小区―黄台路 
309路  洛陽路―辛家荘小区
310路  湛山―洛陽路 
311路  輪渡―北九水
312路  輪渡―仰口 
313路  板橋坊―石老人
317路  体育館―石老人浴場 
318路  虎山軍休中心―市政府
319路  市政府―海雲庵 
320路  西鎮―青島大学
321路  輪渡―文化博覧中心 
322路  燕兒島路―湖島
361路  公交五汽公司―医院 
362路  大沙路―石老人
363路  李村公園―辛家荘小区 
365路  淮陽路―九水

Sheraton Qingdao Jiaozhou Hotel 地図
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