観光スポット

棗荘 Zaozhuang

入り口

棗荘 は、山東省南部に位置し、中唐時代には、既に村落が形成されており、棗が多いことから棗荘と名付けられました。京杭大運河(=北京から杭州までを結ぶ大運河)の台児荘区間が南部から通り抜け、68.5kmの川の流れ、35平方kmの流域には既に400年余りの歴史があります。また棗荘は、市中、薛城、山亭、嶧城、台児荘の5区と和滕州市があります。一山(=泰山)、一水(=済南の泉)、二漢(徐州の漢墓)、三孔(=孔子ゆかりの「孔廟」、「孔府」、「孔林」の三つを合わせた総称)ゴールデン観光ライン上にあり、活力に溢れた、独自の魅力がある新興観光都市です。中国北方の都市の度量の広さと、江南の水郷の優美さを併せ持ち、以前より「魯南明珠(=魯南のパール)」と呼ばれています。観光資源が豊富で、風景、名所が沢山あり、人文学的な古跡が集まっており、観光発展の大きな潜在力を持っています。

棗荘は、山と川が美しく、環境が素晴らしい都市です。「天下第一崮(=天下で一番の周囲が切り立って頂上が平らな山)」の抱犢崮の山は珍しく、峰は美しく、木々は豊かに繁り、森林被覆率97%の、皆が憧れる天然のエコ酸素バーです。「大世界基尼斯之最(=中国独自の記録認定機関である大世界基尼斯の最高記録)」でトップとなった冠世榴園(=ザクロ園)は、山と水が近く風光明媚で、静かで趣きがあり、美しいエコ観光・レジャー名所です。
千年の歴史の趣きがあり、絶え間なく流れゆく古運河は、雄大・壮麗です。運河の古い町並みは風情たっぷりで、WTOの専門家より京杭大運河に僅かに残った清代運河の文化遺産と称されました。湖と山の風景が美しい岩馬湖は、山東省十大ダムの一つとなっており、棗荘市で最大のダムです。
風景が独特の熊耳山国家地質公園は、2002山東10大優秀新名所に選ばれました。一面に広がる紅蓮、百里の葦沼がある滕州微山湖湿地は、「江北一の湿地、中国のハスの都」と呼ばれています。乾いた海の奇観で有名な蓮青山は、山林の木陰が海のように見え、奇石が林立しています。1万ムー(=1/15ha)の長紅棗園は、花や果実の香りが漂い、第一回中国全国農業観光モデルの一つとなりました。自然の風景が魅力的な亀山は、省クラスの地質公園となっています。
棗荘は、自然景観が素晴らしく、悠久で輝かしい歴史文化を持ち、名所旧跡が多いほか、中国古代の偉大な思想家、科学者である墨子の故郷でもあります。「毛遂の自薦」という成語により後世にその名を残している毛遂、壁に穴を開け隣家の光を盗んで苦学した大経の学家であり、前漢丞相の匡衡、明代の科挙の博学宏詞科に合格した大文学者賈三近等の歴史上の有名人は、全て棗荘の神秘的な山、美しい水の風景の中で育まれたエリートです。

人口:380万人
面積:4550平方km

棗荘は山東省南部に位置し、東は沂蒙山に接し、西は微山湖に面し、南は漢墓文化の名所である徐州に、北は孔子・孟子の故郷曲阜、鄒城に接しています。
 
棗荘は、その地理的位置が素晴らしく、交通の便が良く、南北の交通の要地となっています。京滬鉄道(=北京と上海を結ぶ)、京福高速道路(=北京と福州を結ぶ)が南北を縦に貫き、薛棗支線(=薛城区にある棗荘駅と市中区にある棗荘東駅を結ぶ鉄道の支線)が2ヶ所を結び、京杭運河が市街地南部を通り、流れに沿って下ると浙江・上海等の省・市へのアクセスが可能です。鉄道、道路、水路が織り成す輸送ネットワークが中国の全国各地に繋がっています。 

棗荘には、悠久の歴史があるばかりでなく、近代には、中国で最も早期の石炭工業都市の一つになりました。悠久の歴史によって発達した文化が育まれ、豊かな歴史遺跡が残されました。
現在、棗荘内には、古建築等の史料的価値のある場所が800ヵ所以上認められています。このように賑わい、栄えてきた棗荘という土地には、昔から名声が知れ渡ったり、中国国内外の人々を驚かせたりするような数々の大事件が起こり、歴史上の有名な人物を輩出して来ました。
有名な思想家の墨子、客好きで品行の高尚なことで天下にその名を馳せた孟嘗君、勇気を持って自薦したことから永遠にその名を残した「毛遂の自薦」の毛遂、壁に穴を開け隣家の光を盗んで苦学した漢の丞相の匡衡、車聖と呼ばれ、車造りの始祖である奚仲等の無数の先賢が棗荘文化の基礎を作り上げてきたのです。棗荘は、英雄が排出された栄えた土地で、無数の烈士が棗庄の革命闘争の光り輝く歴史を刻んできたのです。 
棗荘は、傑出した人物が輩出されたことにより、有名になって行きました。このため、『鉄道遊撃隊』、『血戦台児荘(=台児荘の血戦)』、『車輪滾滾(=車輪ごうごう)』等の棗荘を賛美する文学作品も数多く発表されました。こうした歴史的、民族的、伝統的、近代的に優秀な文化によって棗荘人の持つ特有の文化と豊かな心と高尚な精神が育まれているのです。一代、また一代と優秀な棗荘人によって、棗荘の名は遠くまで知れ渡り、中国国内外にその名を馳せています。

棗荘市は、暖温帯亜温潤モンスーン型大陸性気候に属し、温和な気候、夏に雨が多く、四季がはっきりしており、農業に適し、生産量が多いという特徴があります。1999年度の統計によれば、市全体の平均気温は15.2℃、年間平均降水量は661.6㎜でした。冬の気温は3.6℃で、これは例年より2.9℃高い気温となっています。
大陸モンスーンの影響で冬は乾燥し、寒くなります。夏の平均気温は26.0℃、降水量は361.4㎜で、海洋側から吹くモンスーンの影響を受けて一番湿気が多く、暑い季節です。春、秋の平均気温は15.0℃、16.0℃、平均降水量は131.2㎜、157.3㎜で、特に4月から5月の降水量が多く、春秋の季節は、モンスーンが入れ替わる時期で、東風が多くなります。これは、棗荘市の暴風雨、干ばつ、暴雨といった気候現象に大きな影響を及ぼしています。

■棗荘梨花節(梨の花まつり)
1989年の旧暦3月12日に、第1回梨の花まつりが開幕して以来、毎年1回開催されています。梨の花まつりの主なイベントは、花見・行楽で、その間に商品や物資の取引が行われるため、開催期間は2週間近くとなっています。梨の花が満開になる頃、山や野原を埋め尽くした梨の木が満開になり、一面の緑の山が見渡す限り雪が降ったかのように白くなり、まさに千本・万本の梨の花が咲いたという詩のように、輝くばかりの光景にうっとりとなるでしょう。
これは、魯南地域の誇る一大景観です。1万ムー(=1/15ha)にも上る梨園内には様々な名所が散らばっており、山亭区梨の花まつりにご来場下さった旅行客の皆さんは、花見と他の名所の両方をお楽しみ頂けます。龍雅山の景勝地群で古跡を見物し、岩馬湖で船に乗ることも出来ます。これらの名所は、1万ムー(=1/15ha)の梨園と融合されており、魯南地域の美しい観光地となっています。山東省内外の皆さんが、毎年旧暦の3月12日に梨の花見に来て下さるよう棗荘市山亭区の住民一同、お待ちしております。

■棗荘国際石榴節(ザクロまつり)
毎年9月、うきうきするような雰囲気の中で、豊作の喜びを分かち合い、独特のザクロ文化や民間風習を知り、甘くて爽やかなザクロ狩りをしてザクロを味わい、大きな果実がたわわに実ったザクロ園を見学を楽しみ、豊富で多彩な文化・芸術イベントを楽しむことができます。2000年より、棗荘市人民政府によって、毎年この時期に、棗荘国際ザクロまつりと投資貿易商談会が開催されています。
内容としては、大規模なザクロ園見学、ザクロ文化研究・討論、ザクロ園写真・書画作品展、ザクロ製品の展示、名物特産品新商品の展示販売、文化・芸術公演、貿易商談等のイベントプログラムが行われます。山東省内外へのザクロまつりの知名度と影響力は上がり続けています。

■棗荘抱犢崮紅葉節(紅葉まつり)
開催期間:10月上旬~11月中旬
開催場所:抱犢崮国家森林公園
毎年中秋節(旧暦の8月15日)の頃になると、抱犢崮では一面の紅葉を見ることが出来ます。高い所に登って遠くを見渡すと、遠くに抱犢崮国家森林公園の様々な珍しい木々を眺めることが出来ます。また、このお祭りでは、様々な特産品を味わって楽しんでも良いでしょう。
抱犢崮国家森林公園は、棗荘市の東北20㎞の位置にあり、山々が綿々と連なり、峰々が林立し、西から東に天然の壁が形成されています。森林の植被面積が大きく、主な樹木の種類は、コノテガシワ、ハリエンジュ、トウキササゲ等の珍しく、貴重なものや、その他様々な種類があります。山々の中に、大黒柱が空を突き刺しているかのうように突き出た峰が一つあり、それが抱犢崮です。

■薛城冬棗
とても優秀な果物とされており、果実の外観から、つやがある丸型と楕円で角が尖った型の2種類に分けられます。丸型の冬棗は、果実に光沢があり、果肉がシャキシャキと甘い味わいです。楕円で角が尖った型は、果実の端が不揃いに尖っており、果肉はふんわりとして甘い味わいです。霜が降りる前に熟した冬棗は、質が良く倍の値段が付き、「薛城一秀(=薛城イチオシの品)」と言えるでしょう。現在、既に雪丹ブランドとして商標登録されており、中国で全国各地に販売されています。

■張荘ザクロ
張荘ザクロの栽培は600年余りの歴史を誇り、面積は、8,000ムー(=1/15ha)余りと広大です。「大青皮」品種は、果実が大きくて甘く、保管・輸送に向いているため、北京、天津という遠くでも販売されます。「大紅袍」品種は1個で1000g以上に達し、1粒1粒がメノウの様に透明で、美しくて鮮やかで、果汁が多く、味が濃く、中国全土の名果と言われています。1987年に北京で展覧会に参加し、「北京に二つとない、珍しい果物」と讃えられました。年に薛城県と改名し、1962年に薛城区が置かれました。

■臨城桃
100年余り前に産地が集中化されていましたが、その後、戦火が頻繁に起こり、臨城桃は殆ど絶滅しかけていました。農業技術者の周瑞芳が陶荘鎮呉村で臨城桃の木を8本見つけてその後、苗を植え、山東省果樹専門家の現場視察、評価を受けたところ、性質が良く、古い歴史を持つ良い桃の品種で、薛城特産の名果実だということが確認されました。臨城桃は、早熟で収穫が多い品種で、1株あたりの生産量は、樹齢が同じ水蜜桃品種の3.7倍にもなり、質が良く、果肉が乳白色で、密が甘く、果汁が多く、果実が大きいという特徴があります。重さは平均250gあり、最大で1つ370gにもなります。艶やかな果実で、保管・輸送にも向いています。

棗荘市には空港が存在しませんが、棗荘の東には臨沂沭埠嶺空港と連雲港白塔埠空港、西北には濟南遥墻国際空港、北には徐州観音空港の合計4カ所の空港があり、棗荘市内からの距離はいずれも50km以内にあるため、飛行機の利用は非常に便利です。

京滬鉄路(=北京と上海を結ぶ路線)が棗荘西部を通過し、棗薛支線が京滬線と薛城で交差しており、さらに棗荘から上海に至る直快客運列車(=直通快速列車)が開通しています。

棗荘の公共道路運輸は発達しており、主な公共道路幹線には国道104号線、105号線と京福高速道路(=北京と福州を結ぶ路線)、日菏高速道路(=日照と菏澤を結ぶ路線)があります。棗荘長途汽車総站(=棗荘長距離バスセンター)は、解放北路143号に位置しています。

■市内バスの主要路線:
・路線BRTT1
【始点】光明東路乗換センター(6:00-21:00)→ 【終点】京滬高鉄棗荘停留所(6:00-22:06)、全行程2元
・路線BRTT2
【始点】聨通乗換センター(6:30-17:10) → 【終点】棗荘西停留所(7:20-18:10)、全行程2元
・路線BRTB1
【始点】光明東路乗換センター(5:25-20:40)→ 【終点】棗荘西停留所(5:20-20:30)、全行程2元
・路線BRTB3
【始点】山亭バス停留所(6:30-19:00)→ 【終点】復元五路乗換停留所(6:20-19:00)、全行程2元
・路線BRTB4
【始点】聨通乗換センター(6:00-19:50)→ 【終点】峄城バス停留所(6:30-20:15)、全行程2元
・路線BRTB5
【始点】棗荘西停留所(6:10-18:30)→ 【終点】陶庄乗換停留所(6:10-18:46)、全行程2元
・路線BRTB10
【始点】京滬高鉄棗荘停留所(7:20—21:30)→ 【終点】台児庄古城(5:40—20:30)、全行程5元
・路線1路  
【始点】棗荘東停留所(5:50-19:20)→ 【終点】峄城吴林(5:50-19:20)、全行程 区間制運賃
・路線2路
【始点】バスターミナル(5:30-19:00)→ 【終点】棗荘西停留所(5:30-19:00)、全行程 区間制運賃
・路線3路
【始点】バスターミナル(5:35-18:20)→ 【終点】陶荘(6:25-19:10)、全行程 区間制運賃
・路線5路
【始点】三角ガーデン(6:20-16:40)→ 【終点】棠陰(7:50-17:40)、全行程 区間制運賃
・路線6路
【始点】棗荘西停留所(5:20-18:00)→ 【終点】陶荘(6:10-18:50)、全行程1.5元
・路線6路複線
【始点】棗荘西停留所(5:20-18:00)→ 【終点】陶荘(6:10-18:50)、全行程1.5元
・路線7路
【始点】清華園(6:20-19:20)→ 【終点】清華園(6:20-19:20)、全行程1元

■タクシー:
初乗り運賃は6元(2キロ以内)で加算運賃は1.5元/キロ。一回の乗用で6キロを越えると、以後の基本運賃に50%の回送費が加算されるが、5分間までの待ち時間は無料。

Sheraton Qingdao Jiaozhou Hotel 地図
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