観光スポット

済寧 Jining

概要

曲阜孔廟は、中国古代の帝王が孔子を祀った中心廟であり、世界各地に散らばる孔廟の原型でもあります。孔子は至聖先師の名があるため、孔廟は「至聖廟」ともいいます。孔廟は九進院落(九つの中庭)式で、中心線に沿って順に挙げると、まず孔廟外大門「仰聖門」、これは明清時代の曲阜の正南門でもあり、門には「万仞宮牆」の四字が書かれ、門の後ろは「金声玉振」牌坊です。
次が孔廟第一の門「櫺星門」で、明の永楽年間に建てられ、門前には有名な『下馬碑』が立っています。第二の「聖時門」を入ると、孔子廟に本当に入ったことになり、第三の「弘道門」を過ぎると、特殊な木造構造で有名な蔵書楼「奎文閣」に着き、その後ろにある十三の碑亭には、歴代君主が孔子を讃えた石碑が計55個保存されています。
孔廟の中心建築「大成殿」は中心線上の「大成門」を主とし、殿の前には杏壇、殿の中には孔子の彩色立像、殿の外には龍彫石柱があります。
二千年以上の歴史をもつ孔廟は、北京の故宮、承徳の避暑山荘と並んで、中国三大古建築群といわれています。
孔廟の大成殿は正面九間、精巧な龍の彫刻が施された28本の外柱が、四周を廻ります。32本の柱に支えられた孔廟の中は、天井が金箔貼り、殿内には孔子の彩色立像があり、歴代の皇帝が下賜した扁額が掲げられ、その荘厳な建築は、北京故宮の太和殿、泰安岱廟の天貺殿と並んで中国三大宮殿と呼ばれています。
宋の天禧二年に建てられた孔廟奎文閣は、歴代帝王の賜った書籍や書画を収蔵した蔵書楼で、孔子は後に文運を司る「天上奎星」に譬えられたため、孔子を讃えて「奎文閣」と命名されました。一本の釘も使用していない木造の楼閣は、じつにしっかりした構造です。囲いの傍には明清時代に立てられた「官員人等至此下馬(=官吏等はここで下馬)」石碑があり、当時の皇帝は孔廟に赴いた時、孔子への尊敬を表して、ここで馬や輿から下りていました。
廟内の第七の院、杏壇は、孔子が生前、弟子に教えを授けた場所で、孔廟三大建築の一つであり、孔子の第45代の孫により建てられました。宋の天聖二年、西暦1024年にできた杏壇にある「杏壇」の二文字は、乾隆皇帝の筆によるものです。
杏壇は、孔子がここで学問を授け、教育を行ったことを記念して建てられたため、第一学堂と呼ばれています。学生は学業が終了すると、杏壇前の石香炉で線香を焚くのが習わしとなっていますが、一本の線香が燃え尽きるのに平均約45分かかることから、現代の授業は1コマ45分と決められました。
孔廟の十三碑亭は、唐、宋、金、元、明、清、民国時代から残る石碑55個を、13の碑亭が囲み、皇帝が建てた石碑を保存するために建てられたため、「御碑亭」と呼ばれます。碑文の書体はモンゴル文字、満州文字、漢文と多岐にわたり、中でも最も有名で最大の石碑は、康熙25年、西暦1686年に建てられたもので、碑体重さ35トン、台座を加えると65トンにもなり、台座には吉祥を表す伝説の猛獣・貔貅(ひきゅう)が刻まれています。また、西暦1191年ごろ、金代に建てられた2つの石碑は、孔廟に現存する最古の建築です。

所属スポット:明故城(三孔)観光区
観光スポット種類:記念物遺跡 
営業時間:8:00~17:30
費用:90元

見どころ

Sheraton Qingdao Jiaozhou Hotel 地図
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