観光スポット

徳州 Dezhou

千仏塔Thousand-Buddha Tower

概要

平原県の北、京滬高速鉄道のすぐそばにある千仏塔は、崔家廟村に近いため、地元では崔家塔と呼び習わされています。清の康熙八年(西暦1669年)に建てられ、三百年以上の歴史を持つ千仏塔は、わずか20mほどのところに京滬高速鉄道が通り、長年の鉄道列車による振動を受けても、傾いたりせず、当初の建築がしっかりしていたことがわかります。
塔は八棱柱形で、四面に窓があり、七層で全高26m、壁は青煉瓦で、すっきりとバランスのとれた美しい姿を見せています。南に向いた門には、石刻の「千仏塔」の額が嵌め込まれ、門をくぐって暗がりの中を登っていくと、上に行くほど塔内の空間は小さくなり、第四層では一人しか通れないほどの狭さで、怖いような面白いような気分になります。
千仏塔という名はついていても、塔の中にも外にも仏像は見当たりません。塔内が狭いため、たくさんの仏像は収容できず、内壁に仏壇が少しあるのみです。では「千仏」という名の由来は?塔の傍にある石碑の記載によると、今は残っていませんが、塔の下に昔、弥勒庵があり、弥勒仏が祀られていました。弥勒仏は賢劫千仏のうち第五仏で、「劫」は仏教における時間の概念、「賢劫」とは今現在の世をいい、この劫に千の仏が現れるとされており、釈迦牟尼仏は第四尊で現在仏、弥勒仏は第五尊で未来仏、千仏塔という名は、賢劫千仏を祀ることからついたと思われます。 三百年にわたり、この塔は風雨や自然災害にさらされて老化が進み、中でも塔頂部の損傷が激しく、半分が壊れていました。
古跡の姿を保存するために、平原県人民政府は1989年、山東省曲阜から古建築チームを呼び、二万元余りを投資して塔の修復を行い、古仏塔を昔のままに復元しました。2002年10月、県政府はさらに五万元を投資して千仏塔広場を建設し、緑化を進め、古塔の美しさを際立たせる環境が整えられています。

おすすめ度:★★
観光スポット種類:宗教建築 
Sheraton Qingdao Jiaozhou Hotel 地図
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