山東省の観光~中華文化に名を残す山東省を巡る~

濰坊にも、青島にも、山東省には不思議がいっぱい

中国には順口溜(=即興の流行り文句)がたくさんあります。通常は、実態を辛辣に描写した中に少し風刺を混ぜたユーモアで、人々に次々と伝わっていきます。ただし、観光旅行業界で流行している順口溜は、いくつかの大きな「怪(=不思議、怪しいの意味)」を叙述することで自身の地方の特色を生き生きと説明し、観光客に耳をそばだたせて聞かせ、目をこすらせて見させる、観光の楽しさをより深く掘り下げるものです。

しばし濰坊の十大不思議を聞いてください

凧を引っ張って外国人を引率し、農業するにも高帽子をかぶる
大根を果物として売り、化石を書の中に隠す
四季を通じて瓜を生産し、農家の年画はよく売れる
石ころで大儲けし、泥でおもちゃを作り出す
さそり・イナゴは高級料理、濰坊晩報は朝販売。

聞いてみると実に面白く、本当にこんなことがあるのかとさえ思えますよね?
それは、ご自身で濰坊においでになって確かめてみてください。

青島にどれだけの不思議なものがあるのかも聞いてください!

青島ビールで有名な青島にも、十分に面白い「怪(=不思議、怪しいの意味)」があります。信じられないなら、ご自身で確かめてみてください。「水着を着たまま外出し、ビールをビニール袋に詰める!」あなたが青島の市街区に来た時に、これが少しも不思議でないことに気づくでしょう。なぜならば、青島は海浜レジャー都市で、ビーチだけでも数カ所あり、しかも繁華街エリアに隣接しているため、街をぶらつくのにも水泳するにも非常に便利なため、「水着を着たまま外出する」ことは何の不思議もないことなのです。これは、海外の海浜レジャー景勝地では通常の光景ですが、雰囲気がまだ非常に保守的な青島では、順口溜(=即興の流行り文句)の中の「怪」になってしまうのです。ビールをビニール袋に詰めることに関しては、青島ビールは青島市で生産しているため、現地の人々が購入するのは瓶詰めのビールでなく、バラ売りの新鮮なビールなのです。そのためにビニール袋を使用して詰めるのです。しかも500グラムを基準として売っています。どんな味か知りたいですか?アルコール度が低く、非常に新鮮で爽やかな味だそうです。

実は、青島にはまだいくつかの相当に「怪」なところがあります。青島に来た時によく観察して見るとよいかもしれません、本当に「不思議で面白いです」。この言葉は次のようにも言えます。「青島を一周することは、中国を一周駆けまわること!」、この順口溜は、青島市が全国の有名な都市名を道路に命名することが好きなことが理由です。上海路や北京路など中国の有名都市のほかに、香港中路や台湾路などもあるのです。

歴史のある都市の多くの街道は、有機体のように複雑に交差し、くねくねと自由に曲がっているため、地元以外の観光客は、古い地区へ入り込んで名勝を探した際に、来た時の道が見つからず、困ってしまうことがよくあります。こうした状況は青島でも発生しており、次のように言います。「青島人が青島をぶらついても、東西南北がわからない」。

青島は、道路名が面白いだけではありません。もう一つ別の現象は、街をぶらついたり散歩する観光客を大いに悩ませることです。青島には港湾があり、丘陵・小山があり、地形は高低の起伏があるため、道路や路地が真南や真北、或いは真東や真西に向いていることが少なく、ほとんどすべての道路がくねくねと曲がりくねっています。特に歩いているとすぐに三叉路や五叉路にぶつかり、時には青島人でさえ自分が歩いている場所の東西南北がはっきりしないこともあるぐらいです。だから、外国人観光客ならばなおさらのことです。ただし、紺碧の海と青い空、赤レンガと緑樹の美しいこの都市で、道に迷うことは素敵な失敗ではないでしょうか。