山東省の観光~中華文化に名を残す山東省を巡る~

中国を代表する五岳の長―五岳独尊―泰山

泰山は山東省の省都「済南」の南50~60kmほどの泰安市にあり、最高峰の玉皇頂(ぎょくこうちょう)は標高1,545メートルにあります。

五岳泰山

秦の始皇帝や漢の武帝から明清時代に渡り約2000年間、天地を祀る儀式「封禅(ほうぜん)」が行われた山として知られています。
そして、道教(中国三大宗教の一つ)の聖地である五岳(泰山、嵩山、華山、恒山、衡山)の中で最も尊いとされ、五岳独尊とも言われています。

中国の歴史の中で重要な役割を果たした泰山は、1987年には世界遺産として登録され、世界で初めて文化遺産と自然遺産の両方を取得した複合遺産です。

山頂にある玉皇廟(ぎょっこうびょう)まではおよそ7,000段の石段が続いています。途中には泰山第一歩の「一天門」、十八盤(じゅうはちばん)と南天門があり、玉皇廟まで徒歩5時間くらいかかると言われています。
山頂へと続く参道の途中には数多くの道観(道教寺院)があり、頂上付近には碧霞宮と呼ばれる碧霞元君を祭った道観と玉公閣という東岳大帝を祀った道観があります。

十八盤

麓にある岱廟(たいびょう)の正殿・天貺殿(てんきょうでん)は故宮の太和殿(たいわでん)、曲阜(きょくふ)孔廟の大成殿(たいせいでん)とともに中国三大宮殿建築と称されています。