山東省の特産品~歴史と伝統にふれる旅~

世界3大ビールの1つ 青島ビール

すでに百年余りの歴史を持つ青島ビールは、当初、1903年にドイツと英国の商人が共同で工場を設立して生産を開始した、中国で最も古いビール工場です。遠くはなれたアジアにある小さな青島ビール工場だと思って甘く見ないでください。ここで生産されたビールは、意外にも1906年にドイツ・ミュンヘンビール博覧会で金賞を受賞しています。この時から、青島ビールの白くきめ細やかな泡の王冠を浮かべた黄金色の栄誉の道が切り開かれました。栄誉ある国際金賞を30数回も獲得し、ドイツのピルスナー、オランダのハイネケンと対等な立場で世界3大有名ビールブランドの列に身を置くことになりました。当時は、東側と西側がまだ遠く距離を隔てていた時代だったため、西洋人はまず先に青島ビールを知って、その後に青島がどこにあるのかを知るようなことさえありました!

華麗なる百年の酒醸造技術

そのため、青島の観光で青島ビール工場を訪ね、試飲することは、逃してはならない爽快な体験です。青島ビールは、観光客の要望にスムーズに応えるため、特別に観光接待室を設置し、海外の観光客に青島ビールの歴史や原料の選別、醸造プロセスを解説し、さらに「一杯飲みたい」という希望のために、お酒のつまみ用の軽食をわざわざ準備しています。青島ビールの原料は、発芽して根を取り去ったふっくらとした大麦を主として、江蘇省産の米、芳ばしい香りと苦味を帯びたホップ、特殊な酵母、そして最後に最も重要な「水」を組み合わせています。「水」は、「嶗山」からの豊富なミネラルや栄養素を含んだ嶗山ミネラルウォーターを使っています。青島ビールの特色は、ビールの液体の色つやが澄み切っていること、透明さ、泡のキメ細かさ、時間を経過しても泡が消えないことにあります。ビール本体は、混じり気がなく濃厚で、口当たりがやわらかく、芳醇で爽やかな、造酒技術による古典的な名作です。

青島ビール工場は、2001年の青島ビール100年記念の際に、最も古いドイツ式ビール工場の建物の中に百年に及ぶ数えきれない名声を受けた醸造の歴史に関する「青島啤酒博物館(=青島ビール博物館)」を開設しました。ここでは、米国や日本、オランダ、ドイツ、デンマークなどの大型国際ビール博物館の知恵と経験を融合し、近代的な展示プランを通じて、過去の伝統的な醸造の方法や青島ビール成長の歴史だけでなく、ビールの様々な知識などを展示しています。これによって、先人の後を継いで未来の道を大きく開いて来た、輝かしい青島ビールの成長の歴史や、水を飲む時はその源を考える(=幸せの根源を忘れないという意味)という深い思いを観光客に認識させてくれます。世界的に有名な青島ビールの生産ラインを見学してみたいですか?もちろんそれもOKです。入念に設定された見学用の通路を通って、全自動化された、清潔で、衛生的な高品質の生産過程を見ることができます。青島ビール百年の名声により、青島は世界の舞台上で活躍するチャンスを掴むことができました。毎年の国際ビール祭りだけでなく、その後に続く国際バー文化祭によっても、青島は楽しい思い出と共に世界の人々の熱い注目を受けています。